アカ族の村にホームステイ①
土日はアカ族の村に行っており、
Wi-Fiなくて更新できず。
今バンコクの空港でインド行きへの飛行機待ちぼうけのためまず土曜日の日記更新!
アカ族の存在も知らなかった私が、まずなぜアカ族の村に行くことになったのか。
それはマッサージスクールで会ったEmiさんのおかげ。
Emiさんも以前にチェンマイに来たときに思いがけない出会いをこのアカ族家族として、
その時お家に遊びに行って、今回も遊びに行くとのことで私も一緒にお邪魔できることに!
なんてラッキーなの!!
Emiさんは金曜から行くけど、私はスクールがあるから土曜にバスで向かうことに。
場所はチェンマイとチェンライの間の村。
バスチケット
VIPバスだから快適!
リクライニングついてるし、水とスナックもくれた。
ただクーラー効きすぎて激さむ。
室内14℃。。。。
そんなバスで走ること2時間。
チェンライに行く途中の道で降ろしてもらう。
バス降りると、Emiさん含め家族皆で待っててくれて、
「ひーろーこーー」と、娘のあみちゃんが大声でお出迎えしてくれた(笑)
先に到着したEmiさんが私の話もしててくれて、既に呼び捨て(笑)
走り回るパワフルガール可愛すぎ♡
そう、
アカ族家族の奥さんののぶこさんはなんと日本人!
旦那さんのティーさんは正真正銘のアカ族。
バス降りて早々ティーさんの実家でできたトウモロコシを頂き、
車で皆が住む村へ。
ハイウェイからほど遠くない場所だけれど、
緑が沢山の山の中。
お家は枠組みは大工さんが作ったけどその外は全てセルフメイド。
キッチンには大きな窓が2つあって、開け放つと素敵すぎる景色が目の前に広がってる。
こんな素敵すぎる景色を見ながらご飯食べたりお茶したり。
キッチン側にも素敵窓。
もう言うことなし。
憧れる♡
ブランコのある素敵なテラス。
もちろん手作り。
もうここで1日過ごせる!笑
この壁可愛い!
木?葉っぱ?で作ったんだとか。
そしてテラスから見えるキッチン。
私たちは二階に宿泊
なんだかおばあちゃん家に来たみたいに、なんだか懐かしい感じ。
到着後、
畑から直産の無農薬のパイナップルとドラゴンフルーツをいただきながら、
気になる二人の出会いの話。
実はのぶこさんも薬剤師!
なんだか勝手に運命を感じた。(笑)
今まで知らなかった薬剤師の方の生き方。
興味深すぎる。
2人の出逢いと結婚までの話、そしてあみちゃんが生まれた時の話はどれもこれも涙なしでは語れない。
聞いててほんとに涙出そうになった。
1人1人がとても魅力的で素敵な人で、
そしてその人達が一緒になったもんだから、
もう素敵すぎる家族。
とっても暖かい。
既に大好きな家族になりました!
話が一段落したら旦那さんのティーさんのお手伝い。
ティーさんはもともと国連で忙しく働いてた人だけど、
あるきっかけから人生の過ごし方を考え直して、
自然と共に暮らすっていうUターンを始めた人。
そのhow to を少しだけお勉強。
まずは自分で育てたお米を精米。
もちろん手作りの機械で。
まず500回踏んでふるいにかけて、
また600回踏んでふるいにかける。
ふるいにかける技がなんとも難しい!
でもこうやって自分の食べる物は自分で作る。
良い運動になるし、何倍も美味しいし、大切に食べるようになる。
生きるために暮らす。
今の時代、
暮らしていくためにお金を稼いで、
時には嫌なことをしながら、
心をなくしながら、壊しながら働いてる人もいる。
そして、欲しいものはお金を出して買う。
時間をかけなくてもすぐに手に入る。
生きていくこと、生き方、暮らすこと、暮らし方、食べるということ。
消費する生き方からシフトしていくことの意味とか、
自然と色々考えながら、
ティーさんとシェアしながら作業。
ちなみにこの精米機がおいてある場所も手作り。
ふるいにかけた後の殻も土とわらを混ぜてブロックに。
無駄なんて何もない。
精米機の次はパイナップル畑を抜けてのバンブーカット。
竹に切り込みを入れていって開いて竹のマットを作る。
ティーさんはやり方を教えてくれながら、
これにはどういう意味があると思う?
ここから何を学んだ?
やってどう思った?
とか色々質問してくれる。
時に難しい質問で、答えに困るけど、
ティーさんの話を聞いてるとほんとに今後の生き方自体にとても影響を受ける話ばかり。
バンブーカット一つをとってもそう。
私は全然真っ直ぐ切れ込みをいれれなくて、竹が可愛そうなくらいズタズタになってるとこもあって、
竹が硬いからできない!
とか言ってて。
でもそうじゃないよって。
自分の心持ち次第だよ。
この作業一つをとっても、人生と同じだよって。
深い。
でもうやって一つ一つを大切にしながら行動して時間を過ごしていくと、
人生も心ももっと豊かになって行く気がする。
そして暖かくなっていく気がする。
実際Emiさんも含めこの家族から愛とホスピタリティーをもの凄く感じる。
何でここまで出きるんだろうって。
自分のことばかりな自分も見えてきて、誰かのためになりたいな、何かしたいなっと思う毎日。
さて、
精米とバンブーカットで汗だくになった体を温泉で癒やす(笑)
温泉とかもう何年ぶり!
てか湯船に浸かること自体何ヶ月かぶりだろう(笑)
まさかタイで温泉に入れるなんて!!
でもその前にティーさんの実家によって餅付の儀式。
アカ族の儀式の一つに、
お客様さんと一緒に餅米をついてお米にして食べる。
というのがある。
バラバラのお米がくっついて一つになる。
もう家族だよって意味みたい。
こんなことまでしてくれて、ありがたい限り。
できた餅は胡麻塩味でいただく。
美味!ホトヨク!(アカ語で餅美味しい!)
でも沖縄でいうカメーカメー攻撃にやられてお腹いっぱい(笑)
グラフマデー(アカ語でありがとうございます)
そしてお腹いっぱいのまま温泉へ。
個室で想像以上の快適さ!
久しぶりの湯船で、Emiさんとも色々話をしてたら思いのほかゆっくりしすぎてあみちゃんが呼びに来てくれた(笑)
帰りにまたティーさんの実家で夜ご飯いただいて帰宅。
にしても、あみちゃんめっちゃ可愛い!
可愛すぎる!
そして元気すぎる!
あみちゃん実は未熟児も未熟児で6、7ヶ月目で産まれてきて、
のぶこさん曰わく生まれたときの姿はネズミみたいに小さかったって。
死産って言われたけど、治療とのぶこさんの最大限の看病のお陰で何の障害もなく、すくすく育ってもう4歳。
日本ータイーアカ族を繋いで欲しいと名付けた「編子」
既に日本語、英語、タイ語、アカ語を操るスーパーガール。
成長が楽しみすぎる!
さて、
こんな感じで、
とても1日とは思えない盛りだくさんな1日も終わりを迎えていくのです。
おやすみは蚊帳の中で。